人工毛植毛のメリットとデメリット

外科手術でもある人工毛植毛には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

 

メリット
・薄毛の気になる部分に好きなだけ植毛することができる
・自分の髪の毛のドナーが少ない人でも植毛ができる
・自分の髪の毛を採取する時間がないため施術時間が短い

 

デメリット
・自分の髪ではないため異物として認識され拒絶反応が起こることもある
・定着率がかなり悪く、すぐに抜けてしまう事もある
・メンテナンスが必要
・保険が効かないので施術代とメンテナンス代を合わせた高額な費用の負担が必要
・植毛した部分の感染症や植毛した人工毛が劣化することもある
など

 

この記事を読めば、自分に人工毛植毛が合っているのかがわかります。

 

人工毛植毛の仕組みや特徴、メリットとデメリットを知ったうえでしっかりと考え植毛手術を受けるかどうか決めましょう。

 

目次

 

人工毛植毛のメリット

人工毛植毛には、ドナーに制限がないため好きな範囲に植毛することができるのと、薄毛が進行し植毛するための自分自身の髪の毛のドナーが少ない人でも植毛手術を受けられる、自毛植毛のように側頭部や後頭部から自分の髪の毛を採取する必要がないため植毛手術にかかる施術時間が短いという3つのメリットがある手術法です。

 

自毛植毛のように自分自身の髪を使わないため、薄毛の気になる部分に好きなだけ植毛することができる

人工毛植毛の場合、自分の髪の毛をドナーとして使用する自毛植毛の方法と違い植毛する本数に制限がありません。

 

なぜなら、自毛を植毛する場合は自分の後頭部や側頭部にある毛を移植用のドナーとして使用するので、採取できる数に限りがあり植毛する本数も制限されますが、人工毛植毛では自分の髪の毛を使用せず、事前に用意された人工的に作られた髪の毛を使用する手術方法だからです。

 

本数の制限なく植毛できるのは、事前にイメージした希望通りのヘアスタイルをすぐに実現できる人工毛植毛によるAGA対策の最大のメリットと言えます。

 

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薄毛により自分の髪の毛のドナーが少ない人でも植毛ができる

自毛植毛では、男性ホルモンの影響が少なくAGAで薄毛になりにくい後頭部にある健康な毛を使用しますが、まれに後頭部も薄くなってしまった人もいます。

 

自毛植毛では、自毛が少ないと本数も制限されてしまいますが、人工毛植毛は自分の毛を使用しないので後頭部の毛が十分になくても関係ありません。

 

つまり、人工毛植毛はところどころ薄くなってしまった人でも受けられるメリットのある治療方法なのです。

 

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人工毛植毛なら自分の髪の毛を採取する時間がないため施術時間が短い

自毛植毛は、機械や人の手により皮膚を切り取ったり、毛包を一株ずつ取り出していく作業が必要なため、2000本程度の移植で7時間程掛かることもあり、植毛手術が長時間に渡ります。

 

しかし、人工毛植毛はドナーを採取する時間が省かれるため、手術時間が自毛植毛の半分以下で済む即効性が高いというメリットがあります。

 

人工毛植毛は忙しくて手術に時間を掛けられない人にも向いている治療法とも言えます。

 

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人工毛植毛のデメリット

人工毛植毛のデメリットには、拒絶反応が起こる可能性があること、定着率がわるいこと、定期的なメンテナンスが必要なことの3つがあります。

 

人工毛植毛は自分の髪ではないため異物として認識され拒絶反応が起こることもある

人工毛植毛で移植される毛は、ナイロンやポリエステルでできた人工毛です。 

 

この人工毛は、もともと自分の体にない化学物質なので、頭皮に移植する際に異物と認識され拒絶反応が起こるデメリットがあります。

 

この人工毛植毛の拒否反応では、頭皮に炎症が起こり膿が出たり、「ショックロス」という一時的な脱毛現象が起こる事があり、植毛前より頭皮環境が悪くなり薄毛が進行しやすくなることもあり得ます。

 

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人工毛植毛は定着率がかなり悪く、すぐに抜けてしまう事もある

人工毛は自分の頭皮にない化学物質なので頭皮に馴染みにくく、拒絶反応を起こし、ショックロスと言われる一時的な脱毛現象が起こり、植毛から数日足らずで抜けてしまうデメリットがあります。

 

さらに、植毛は接着剤で固定しているわけではなく、皮膚に切り口を入れて植え付けている状態なので、もともとある毛と同じようにシャンプーやブラッシングなどで抜けることも考慮しなくてはなりません。

 

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人工毛植毛はメンテナンスが必要

自毛植毛の場合、植毛後に頭皮に定着してしまえば、他の髪の毛と同じヘアサイクルにそって生えてくるため、今までと何ら変わりない髪として扱えるのでメンテナンスは不要です。

 

しかし、人工毛植毛の場合、もともとある毛と同じように成長しないので周りと比べて長さが違い不自然な仕上がりになったり、抜けて密度の濃さが変わったりするためメンテナンスが必要となるデメリットがあります。

 

人工毛の場合、一度抜けたら生えてこないので、追加で植毛しなければならないこともあり一度の手術で終わることがありません。

 

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人工毛植毛は保険が効かないので施術代とメンテナンス代を合わせた高額な費用の負担が必要

人工毛植毛は、病院やAGAクリニックなどの医療機関で医師により行われる外科手術ですが、保険適用外の治療なので手術費用は全額自己負担になります。

 

1度の人工毛植毛にかかる手術費用は、一般的な植毛本数の2000本で約50万円です。 

 

ただ、人工毛植毛の場合その後も約半年ごとに濃さを調整したりメンテナンスしたりする必要があるので、毎年100万円ほどの金額が継続的に掛かってくることになり、初期費用でこそ自毛植よりも安いものの、継続的なメンテナンスにより費用面での負担が大きくなるデメリットがあります。

 

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植毛した部分の感染症や植毛した人工毛が劣化することもある

人工毛植毛で植毛した後は、人工毛が頭皮に定着し、かさぶたになるまで1週間ほどかかるのですが、その間に移植した傷口が外気に触れ雑菌が入ることで炎症を起こし、感染症を起こし炎症が起きたり膿が出たりするなどの皮膚トラブルを起こすデメリットがあります。

 

また、屋外で移植した患部が紫外線を浴びたり、シャンプーやヘアケア製品を使用し、それに含まれる界面活性剤が合成繊維の人工毛に付着することによって徐々に劣化していくこともあります。

 

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一度抜けたら生えてこない

人工毛は人間の髪ではないので、もともとある髪と同じように成長することはなく、抜けたらそこから新しい毛が生えることはありません。

 

また、人工毛植毛は、化学物質であるため頭皮に馴染みにくく、植毛後に頭皮細胞が拒絶反応でショックロスを起こし脱毛してしまうデメリットもあります。

 

移植した毛が抜けやすいリスクもあり、植毛した毛は成長しないので、人工毛植毛は一時的に髪のボリュームを増やす治療方法と言えます。

 

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日本皮膚科学会の男性型脱毛症の治療ガイドラインでDランクとおすすめできるランクではない

日本皮膚科学会という専門機関で、男性型脱毛症(AGA治療)の治療法がランク付けされ紹介されています。

 

AGA治療ガイドラインでは、Aランクが最も推奨される治療法ですが、人工毛植毛はガイドラインの中でDランクに属しており、専門家もおすすめしていない治療法という扱いになっています。

 

実際に、人工毛植毛の効果や安全性を考慮して、人工毛植毛を実施しないAGAクリニックや病院が年々増加しています。

 

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人工毛植毛は危険な手術でおすすめできない

人工毛植毛は、自分の毛量を減らすことなく植毛できる技術なので、全体的にハゲてしまっている人にとっては画期的な治療法の一つかもしれません。

 

しかし、人工毛は本来自分の体にないものなので、頭皮が炎症を起こしたりショックロスといった拒絶反応や副作用が起こりやすいという危険性があります。

 

さらに、人工毛植毛は男性型脱毛症の治療ガイドラインでは専門家から適切でない治療法だと認定されていますし、実際に、安全面を考慮して人工毛植毛を採用するクリニックや病院も減ってきています。
すでにアメリカでは法律によって人口毛植毛は禁止されており、それだけリスクのある危険な手術方法だと言えます。

 

そして、毎年メンテナンスに高額の費用が発生するため金銭的な負担が大きいことからも、色々な薄毛対策がある中で人工毛植毛をわざわざ選ぶのはデメリットが大きくおすすめできる治療法とは言えません。

 

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植毛手術の失敗した時のデメリット

植毛手術は、手術後に失敗によって植毛したことを後悔し悩みを持つ人も多いです。
以下の記事に植毛手術を行い失敗した時のデメリットについて解説したので、気になる人は参考に読んでみてください。

 

植毛手術の失敗した時のデメリット

 

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