チャップアップとプロペシアの効果、価格を徹底比較
M字ハゲとつむじハゲが進行してきた人は、男性ホルモンのdhtが原因となりagaを発症しています。
有名なaga対策として思い浮かぶのが育毛剤と、aga治療薬プロペシアによる対策方法です。
そこで、薄毛対策をする場合、人気育毛剤のチャップアップとプロペシア(薬品名:フィナステリド)の育毛パワーはどちらが優れているのか?効果比較をした結果以下のようになりました。
チャップアップがおすすめな人
・AGAの症状の進行がそこまで進んでいない人
・AGA以外の頭皮環境の悪化や血行不良などの複数の薄毛原因を発症している人
一方で、プロペシアにはAGAに対抗する効果しかありません。
プロペシアがおすすめな人
・AGAの症状がかなり進行している人
・男性機能等に副作用があっても我慢して使用できる人
この記事で、プロペシアとチャップアップの配合成分、育毛効果や副作用、価格、全額返金保証の有無など詳しく比較した結果を解説しています。
チャップアップとプロペシアの併用効果について知りたい人は以下の記事をご覧ください。
目次
チャップアップとプロペシアの効果を比較
チャップアップとプロペシアの効果を比較すると以下のようになります。
・チャップアップは男性ホルモン抑制効果、頭皮環境改善効果、頭皮の血行促進効果、毛母細胞活性化効果などを総合的な効果が得られる
・プロペシアは男性ホルモン抑制効果のみ
ではチャップアップとプロペシアをどっちを使用すればいいかと言うと、 以下のような薄毛の症状の人はチャップアップとプロペシアの効果を比較した上で自分に合った方を選ぶ必要があります。
・M字はげやつむじハゲがかなり進行し地肌が透けている人はプロペシア
・抜け毛や薄毛が気になり始めた症状が初期の人はチャップアップ
以下でチャップアッププロペシアの効果について詳しく解説していきます。
プロペシアの効果
男性が薄毛に悩む場合、その原因の90%以上はAGAという症状になります。
AGAの正式名称は「男性型脱毛症」と言います。
その名の通り、男性にだけ現れる薄毛症状になります。
AGAは毛乳頭細胞と呼ばれる髪の毛を作る毛母細胞に栄養を供給する細胞とDHTと呼ばれる脱毛ホルモン物質が結合することがその発生原因になります。
DHTと呼ばれる物質と毛乳頭細胞が結合することにより、脱毛を促進する因子が分泌されることが薄毛を進行させる要因になります。
AGAによる薄毛症状を治療するのに抜群の効果を発揮するAGA治療薬が「プロペシア」です。
DHTは男性ホルモンが活性化して、5αリダクターゼと呼ばれる体内に存在する酵素と結びつくことにより生み出されます。
プロペシアはこのDHTと呼ばれる物質を生み出すもとになる5αリダクターゼが体内で分泌されるのを抑える効果があります。
プロペシアの成分
プロペシアというのは商品名で、このプロペシアに実際配合されている成分はフィナステリドと呼ばれるものになります。
アメリカ合衆国の製薬会社「メルク・アンド・カンパニー」が開発した男性ホルモンの働きを抑制する効果を持つ抗アンドロゲン剤と呼ばれるタイプの薬の一種がフィナステリドです。
原料はメキシコ湾岸の低地に生息しているノコギリヤシと呼ばれる植物から抽出されたエキスになります。
このノコギリヤシエキスを化学合成して作り出されたのがフィナステリドです。
フィナステリドは本来AGA治療薬として開発されたものではありません。
もともとは前立腺肥大症の治療のために開発された成分でしたが、投与した患者に体毛が濃くなるといった副作用が現れました。
そのため、フィナステリドが薄毛治療に効果があることが判明し、AGA治療薬に転用されたものになります。
AGAと前立腺肥大症、症状は全く違うように見えますが、その原因は同じです。
この2つの症状はどちらもDHTと呼ばれる物質が体内で生成されることによって発生します。
そのため、AGAと前立腺肥大症のどちらの症状についてもDHTを抑制するフィナステリドが効果を発揮します。
プロペシアの詳しい発毛効果については以下のページをご覧ください。
プロペシアの効果は髪を生やす発毛ではなく、dhtを抑え抜け毛を防ぐ
プロペシアは上記で述べたように5αリダクターゼを抑制してDHTの発生を防ぐ効果があります。
DHTは毛乳頭細胞のアンドロゲンレセプターと結合する働きがあります。
アンドロゲンレセプターは男性ホルモンと結合して、細胞内で男性ホルモンの働きを利用するという役割を果たしている器官になります。
このアンドロゲンレセプターと結合したDHTは脱毛因子TGF-βというものに変換されます。
脱毛因子という名前からも分かるようにTGF-βには脱毛を促進する働きがあります。
具体的にはこのTGF-βがFGF-5と呼ばれる体内に存在する因子に働きかけることにより脱毛が発生します。
因子というのはタンパク質の一種ですが、細胞の働きを活性化する力を持つ特別なタンパク質になります。
FGFという因子には11のタイプが存在しており、それぞれの因子が育毛を促進する役割を担っています。
ただし、FGF-5という5番目の因子だけは例外で、このFGF-5には「髪の毛を抜けさせろ!」という命令を出す働きが備わっています。
DHTが変換された脱毛因子TGF-βの働きによりFGF-5が活性化する、これがAGAによって薄毛が進行するメカニズムになります。
したがって、プロペシアの効果で5αリダクターゼを抑制すると、結果的にはFGF-5の働きが活性化するのを抑えることができ、抜け毛を防ぐことにつながります。
プロぺシアが効果がある薄毛のタイプ
上記でも説明してきたようにプロペシアが治療効果を発揮するのは男性ホルモンが原因となって発生するAGAのみです。
AGAによって発生する薄毛には特定の箇所にはげが集中するという特徴があります。
AGAによってハゲることが多い部位としては、男性ホルモンの影響を受けるアンドロゲンレセプターが存在するM字部分と呼ばれる生え際からこめかみの部分、頭のてっぺんの頭頂部を挙げることが出来ます。
この部分がハゲている人はAGAが原因になって薄毛症状が進行していると考えられます。
したがって、M字部分と頭頂部がこれらの薄毛症状に当てはまる人についてはプロペシアが発毛効果を発揮する可能性が高くなります。
チャップアップの効果
さて、ここまで説明してきたプロペシアですが、薬機法上は医療用医薬品というカテゴリーに分類されており、AGAクリニックなどの専門クリニックを受診して医師から処方してもらわない限りは手に入れることが出来ません。
AGAクリニックを受診する場合、それ相応の費用負担も発生します。
したがって、薄毛が進行していないうちであれば、市販の育毛剤を用いてAGAの治療を行っていくというのも選択肢の一つになります。
市販の育毛剤の中でも人気が高い商品がチャップアップになります。
楽天リサーチの調査によると、2016年にAGA関連医師が選ぶおすすめの育毛剤アンケートで3部門で1位を獲得しています。
専門家からの育毛対策への評価も高い育毛剤がチャップアップになります。
このチャップアップの育毛ローションにもプロペシアと同様に男性ホルモンを抑制する効果があります。
ただし、医療用医薬品としてAGAクリニックにも採用されている実績豊富なプロペシアと比較すると、医薬部外品であるチャップアップの男性ホルモンを抑える力は弱いと言わざるを得ません。
ただし、チャップアップにはプロペシアには無い頭皮環境の改善効果や頭皮の血行促進効果といった育毛有効成分があり、男性ホルモンを抑制する以外の方法でも相乗効果をもたらし薄毛治療にアプローチすることが可能になっています。
参考:http://chapup.jp/user_data/lp_main_1.php
チャップアップの成分
チャップアップに配合されている全81種類の以下の三つの効果について詳しく見ていきます。
・頭皮環境改善効果
・男性ホルモン抑制効果
・頭皮の血行促進効果
頭皮環境改善成分
チャップアップには頭皮環境改善効果がある成分として、グリチルリチン酸とジフェンヒドラミンHCという2つの有効成分が配合されています。
有効成分というのは薬機法の分類で、国が育毛効果があることを認めた成分になっています。
グリチルリチン酸は漢方の世界では有名な甘草と呼ばれる植物から抽出された育毛成分になります。
甘草は鎮痛効果があり、風邪薬などにも配合される成分になっています。
甘草から抽出されたグリチルリチン酸には頭皮の炎症を抑制する優れた抗炎症作用があります。
また、ジフェンヒドラミンHCは市販の花粉症治療薬などに配合されている成分です。
ジフェンヒドラミンHCにはグリチルリチン酸同様に頭皮の炎症を抑える効果を持っており、それに加えて、頭皮のかゆみを抑える効果もあります。
これらの頭皮の殺菌成分は、プロペシアにはない効果で、脂漏性脱毛症なんかにも発毛促進効果を発揮します。
男性ホルモン抑制効果
チャップアップにはAGAの原因になるDHTを抑制するための成分としてオウゴンエキスとヒオウギ抽出液が配合されています。
オウゴンエキスはコガネバナ呼ばれる植物から抽出された漢方の成分になります。
このオウゴンエキスにはDHTのもとになる5αリダクターゼの活動を抑える効果があります。
次にヒオウギ抽出液です。
ヒオウギ抽出液はヒオウギと呼ばれる植物の根から抽出されたエキスになります。
ヒオウギはその名の通り扇のように広がった形の花びらを持っている植物になります。
このヒオウギから抽出されたヒオウギ抽出液には豊富なイソフラボンが含まれています。
イソフラボンは体内に入ると女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをすることが分かっています。
人間のホルモンは相対的な関係にあり、イソフラボンを摂取して女性ホルモンの働きを強めてやることで男性ホルモンの働きを抑えてやることが可能になります。
頭皮の血行促進効果
チャップアップには上述したグリチルリチン酸とジフェンヒドラミンHCの有効成分以外にももう一つ有効成分が配合されています。
それがセンブリエキスです。
このセンブリエキスはリンドウ科のセンブリとよばれる植物から抽出した育毛成分になります。
センブリエキスはお茶にも用いられており、強い苦みがあることで知られています。
このセンブリエキスは育毛成分として使われる場合、その優れた血行促進効果で頭皮の血行を改善する働きがあります。
頭皮の血行を促進して毛包内にある毛母細胞への栄養供給をスムーズにします。
チャップアップの育毛効果が得られやすい人
プロペシアによって発毛効果を得られる人は決まっています。
それはDHTが体内で大量に発生して、それにより薄毛が進行しているAGA患者になります。
ただ、これに対して、チャップアップはAGA患者にももちろん育毛効果を発揮しますが、それ以外にも食生活が乱れている・睡眠が不足している・仕事などでのストレスがたまっているなど、生活習慣の乱れによって薄毛症状が引き起こされている人にも育毛効果を発揮します。
こういった生活習慣の乱れはそのまま頭皮の血行悪化や頭皮環境の悪化につながることになります。
チャップアップに配合されている育毛成分はこういった生活習慣の乱れによる薄毛症状の改善にも育毛効果を発揮します。
プロペシアがDHTの生成を抑制する効果に特化しているのに対して、チャップアップはさまざまな原因によって生じる薄毛症状に対して、オールマイティに育毛効果を発揮するという特徴を持っています。
プロペシアには副作用がありチャップアップはなし
チャップアップには副作用はなく、プロペシアには性機能障害などの副作用があります。
そのため、副作用がある治療法が嫌な人はチャップアップを、多少の副作用があってもいいから発毛効果を得たい人はプロペシアを使用するのがいいでしょう。
以下でチャップアップとプロペシアの副作用の有無について詳しく見ていきます。
プロペシアには副作用がある
さて、DHTの抑制によってAGA治療には抜群の発毛効果を発揮するプロペシアですが、上記でも紹介したように医療用医薬品というカテゴリーに分類される発毛剤になります。
医薬品には副作用がつきものであり、このプロペシアも例外ではありません。
プロペシアには次に記載するような副作用があることも分かっています。
報告されている副作用としては性欲減退、勃起機能障害(ED)、肝機能障害、うつ病、精子減少といったものがあります。
プロペシアの副作用のうち発生率が最も高い性欲減退症状は1.8%、最も発生率の低いうつ病でも1.0%という数値が出ています。
100人にプロペシアを投与すると、およそ1〜2名には何かしらの副作用が出ることになります。
この副作用の存在がプロペシアを服用する上での最大のネックになります。
プロペシアの詳しい副作用は以下のページにまとめました。
育毛薬のプロペシア
チャップアップには副作用がない
プロペシアが医療用医薬品というカテゴリーに分類されているのに対して、チャップアップは医薬部外品というカテゴリーに分類される育毛剤になります。
プロペシアにはAGAの治療効果が認められているのに対して、医薬部外品であるチャップアップには治療効果では無く、予防効果のみしか認められていません。
ただし、チャップアップはプロペシアと比較すると発毛効果は劣るとされていますが、天然成分で作られているため、副作用がほとんど存在しないという大きなメリットがあります。
なので、副作用がなく育毛効果を得たい人にはチャップアップの方がオススメできるんです。
チャップアップとプロペシアの価格を比較
チャップアップの価格
次に価格の面でチャップアップを見ていきたいと思います。
チャップアップは単品で購入すると、1ヶ月で14,800円という値段になります。
ただし、チャップアップには「定期便」という名前で呼ばれている定期コースが設けられています。
定期コースで購入すると、1ヶ月9090円という値段でチャップアップとチャップアップサプリメントがセットで購入することが出来ます。
プロペシアの価格
これに対してプロペシアです。
値段がはっきりと決まっているチャップアップとは対照的にプロペシアについては保険が効かない自由診療のため処方されるAGAクリニックが値段を決めることができ、AGAクリニックによって値段がまちまちになってきます。
プロペシアの価格は最安値とされているAGAクリニックで処方してもらって、月6,500円程度になります。
ただ、プロペシアの価格が高く設定されているクリニックで処方を受けた場合は月1万円近い金額になることもあります。
この金額に加えて、診察代といった諸費用もかかることになるので、月1万円程度の値段になると考えておくとよいでしょう。
チャップアップとプロペシアであれば、値段の面を考えるとチャップアップの方が育毛サプリメントもついていて、1月あたり7400円ながら幅広い薄毛の症状に対処できるという点から優れていると言えるでしょう。
最近では個人輸入を行い購入している人も多いですが、このサイトでは副作用や粗悪品の観点からおすすめはしていません。
チャップアップの方が保証制度が優れている
チャップアップは使ってみて頭皮に合わなかったりなどの問題が発生した場合返金保証を使うことができます。
ですがプロペシアにはこう言った返金保証はありません。
そのためチャップアップとプロペシアの返金保証で比較するとチャップアップの方が優れています。
チャップアップの保証制度
副作用が無いことで知られている育毛剤がチャップアップです。
ただし、体質によってはまれに頭皮に赤み・かゆみ・痛みが出たり、全く育毛効果が感じられないといったケースもあります。
このような場合、チャップアップの利用者は購入代金を保証してもらえる「全額返金保証制度」を使うことが出来ます。
全額返金保証制度を設けている育毛剤はチャップアップ以外にもみられますが、チャップアップの全額返金保証制度の特徴はその返金保証の期間に30日間や3か月といった縛りが無いということです。
返金してもらいたいと思った場合は半年後でも、1年後でも返金してもらうことが出来る「永年返金保証」をうたっているのがチャップアップになります。
プロペシアの保障
これに対してプロペシアにはチャップアップに存在するような返金保証制度はありません。
何か問題が発生した場合、医師に相談して他のAGA治療薬に切り替えるといったことは可能です。
ただし、それまでに服用したプロペシアの金額を返金してもらうといった対応を受けることは不可能です。
保証制度に関してもチャップアップの方が、優れていると言えます。
チャップアップとプロペシアはどっちがおすすめかは人によって変わる
チャップアップとプロペシアがどっちがおすすめなのかは、その人の薄毛の症状によって変わります。
・薄毛の症状がかなり進行している人:プロペシア
・薄毛の症状が初期の人: チャップアップ
・副作用がある対策が嫌な人:チャップアップ
プロペシアの使用がおすすめな人
プロペシアとチャップアップを比較した場合、プロペシアを使うべきなのはAGAによる薄毛が進んでいる人になります。
AGAによる薄毛が進んでしまうと、抜け毛を促進しているDHTの生成を抑えない限り、薄毛症状の改善は期待できません。
DHTを抑制する効果という点だけで見ると、チャップアップよりもプロペシアの方が高い発毛効果を持っています。
AGAが進行してDHTが体内で大量に生成されるようになると、チャップアップのDHT抑制効果のみではDHTを抑えきれないこともあります。
プロペシアの服用は副作用のリスクが伴いますが、AGAの症状が進んでいる人は迷わずプロペシアを選択することをおすすめします。
チャップアップの使用がおすすめな人
一方、チャップアップを使用するのがおすすめな人もいます。
それはAGAの症状がそこまで進行していない人。
AGAの症状が進行していない人であればチャップアップを用いた薄毛対策でも十分に育毛効果が期待できます。
わざわざ副作用のリスクがあるプロペシアを用いてAGA治療を行っていく必要はありません。
また、AGAだけでなく頭皮環境や血行の悪化が薄毛の原因になっている人もいます。
そのような人にとってはDHTを抑制する効果しかないプロペシアよりも、DHT抑制・頭皮環境改善・血行改善といった幅広い薄毛の原因に育毛効果を発揮するチャップアップの方がおすすめになります。
チャップアップとミノキシジル(リアップx5)との比較や、その他の育毛効果、初期脱毛、育毛シャンプーに関しては以下のページにまとめました。
チャップアップ(CHAP UP)を試してみた感想と口コミレビュー
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