プロペシアの購入方法
男性型脱毛症(AGA)に効果のある育毛薬プロペシアを購入するには、以下の3つの方法があります。
・個人輸入代行者の通販サイトから購入する
・皮膚科などの一般的な医療機関から購入
・AGAクリニックから購入
それぞれメリットデメリットがあるので、プロペシアの購入を考えている人はここでメリットとデメリットについて理解してから購入するようにしてください。
目次
病院で購入するメリットとデメリット
育毛薬プロペシアは皮膚科などの一般的な医療機関で処方してもらえます。
また、総合病院ではなく、一般的な内科や外科といった個人経営のクリニックでも取り扱っているケースも多くなっています。
全ての医療機関で取り扱っているわけではありませんが、プロペシアが手に入る場所は比較的多いのです。
もちろん、AGAクリニックでも取り扱いがあり、ほぼ100%処方してもらえる薬剤の一つです(もちろん希望した場合)。
病院で手に入れるメリット
病院でプロペシアを処方してもらうメリットは安心感があるということです。
病院で取り扱っているプロペシアは正規品です。
個人輸入でプロペシアを購入すると記載されているより少ない容量の偽薬だったなんてこともありますが、病院のプロペシアは有効成分のフィナステリドが1.0ミリグラムタイプであれば、1.0ミリグラムと記載されている容量が含まれているわけです。
治療薬を処方してくれるところは医療の専門機関なので、副作用が出た時にしっかりとしたアドバイスをしてもらえるといったメリットがあります。
プロペシアは元々、前立腺肥大症の治療薬として使用されその副作用として髪が生えてきたことに注目し、AGA治療薬として転用されました。
そんな経緯もあるため、どんな副作用が発生するかわかりません。
ヘアサイクルの関係で半年以上続けることも大事なので、なおさら医師に服用方法や経過をしっかりと見てもらう必要があるでしょう。
また、最近ではネットを使った遠隔診療クリニックを行う病院も増えてきています。
家の近くにAGAクリニックがない人は、家に居ながら診察を受けプロペシアを処方してもらうことができます。
病院で手に入れるデメリット
病院でプロペシアを処方してもらうと、自由診療で保険も効かず診察料が上乗せされてしまう事から、治療費が高くなるデメリットがあります。
育毛薬プロペシアの処方だけで月に10,000円前後が相場になってしまいます。
薄毛治療は継続的に行っていくものでもあるので、積み重なるとそれだけ費用が高くなることも注意しなければなりません。
AGAクリニックで処方してもらう場合、ドクターと対面してプロペシアの処方をお願いすることになるので、恥ずかしいといったマイナス面もあります。
皮膚科などの一般医療機関で処方して貰う場合には、ドクターが頭髪の専門家ではないといったデメリットもあります。
なのでAGAなどの脱毛症治療に詳しくない皮膚科の場合は、専門的な説明がされることなく「単にプロペシアを処方してくれるだけ」ということになってしまいます。
個人輸入代行サイトで購入する場合のメリットとデメリット
海外で製造されている海外医薬品を取り寄せることを「医薬品の個人輸入」といいます。
「海外の医薬品を診療せず処方箋もないのに取り寄せても平気なの?」と心配する方もいるかもしれません。
しかし、法律上は一切問題ないので安心してください。
法律で、個人で利用する分に関しては、個人輸入で医薬品を海外から取り寄せても問題なしとされているのです。
※個人輸入をした本人以外の利用は禁止されています。
AGA治療薬であるプロペシアを個人輸入する方法ですが、仲介業者を利用することになります。
仲介業者としては「オオサカ堂」や「個人輸入代行JISA」などが有名で、プロペシアだけでなくロゲイン(ツゲイン)なども通販を利用するような感覚で取り寄せられます。
個人輸入代行サービスで手に入れるメリット
個人輸入代行を使ってプロペシアを購入すると、ジェネリックタイプのプロペシアが購入できるので、安く済むメリットがあります。
ジェネリックタイプのフィナステリドは、100錠で3,000円程度の価格で販売されているものもあります。
国内正規品の10分の1以下の価格で手に入れることもできるのです。
※ジェネリックタイプとは、有効成分は一緒ですが販売している会社が異なるものを指していて、安価で手に入る特徴があります。
ネットを介して購入できるので、恥ずかしさもありません。
※プロペシアに関しては、まだ権利(著作権のようなもの。最初にプロペシアを製造した会社が持っている)が切れていません。
基本的にはジェネリック医薬品が出回ることはないのですが、中には日本と異なり「医薬品の権利がない」ところもあります。
インドがその代表例で、権利がない国で製造されたジェネリック医薬品を個人輸入することに関しても問題はありません。
※国内ではファイザーがミルク社に認められて正式にジェネリックタイプの医薬品(フィナステリド錠)を販売しています。
なぜ認められたのかは分かっていません(参照元:http://aga-answer.com/finamino/2871/)。
個人輸入代行サービスで手に入れるデメリット
個人輸入代行サービスで育毛薬プロペシアを購入した場合、偽薬を掴まされる可能性があります。
製薬会社の正規品であれば、フィナステリドの配合量が箱やパッケージに記載されている通り配合されていますが、個人輸入代行サービスで取り扱っているものの中には、フィナステリド量が記載通りではない偽物の偽造医薬品であるケースも有るのです。
1ミリグラムと記載されているのに、0.7ミリグラムしか含まれていなかったり、1.3ミリグラムも含まれていたりといったケースもあります。
AGAの原因物質である5αリダクターゼと男性ホルモンを抑えてしまう強い作用のあるプロペシアの配合量が多ければ、副作用が出る確率が高まり、配合量が少なければ抜け毛や薄毛改善効果が出ない可能性が高まります。
なので、副作用を出さないように発毛効果を出していくには、自分にとって購入前に正しい配合量と商品の配合量を事前把握しておくことは大事な注意点です。
最近では、プロペシアが本物かどうかの成分鑑定を行っている通販サイトもあります。
成分鑑定が行われたからといって自分に届く商品が本物だという保証はありませんが、成分鑑定がないサイトよりも安心感が高まることは確実です。
実際にあったことですが、プロペシアのジェネリック品の医薬品に発がん性物質が含まれていたこともあります。
フィンペシア(プロペシアのジェネリック医薬品)に含まれていたキリンイエローという成分は「発がん性物質である」と指摘され、現在では含まれなくなった過去もあります。
個人輸入代行サービスのプロペシア系の薬剤には安全性に関して問題が多いということは認識しておきましょう。
もちろん、正規のプロペシアにも服用する上で飲み方を守らないと、男性機能の低下や上で説明した副作用などの危険性はありますが、それ以上の問題が個人輸入代行サービスで手に入るプロペシア系の薬剤にはあるわけです。
さらに、個人輸入代行業者でプロペシアを手に入れた場合、専門的な説明を受けないで利用することになるデメリットもあります。
海外から輸入されているため、そもそもパッケージや説明書は英語で記載されているものが多くなっており、育毛薬プロペシアについて事前知識が何もなければ誤った服用をしてしまうこともあるんです。
実際に、プロペシアの服用回数は1日あたり1錠ですが、誤って「1日3回食後にプロペシアを利用していた」という方も居たほどです。
まとめ
AGA治療薬プロペシアの3つの購入方法を見ていきました。
個人輸入代行サイト、皮膚科などの一般的な医療機関、AGAクリニックの中だと一番おすすめできる購入場所はAGAクリニックです。
AGAクリニックであれば、薄毛の患者のみだけを診療し続けプロペシアを処方してきた実績があります。
最近では、AGAスキンクリニックや銀座クリニック、東京ビューティークリニック東京銀座院など多くのAGAクリニックが開院され、無料相談等もあるため通いやすくなってきています。
プロペシアを購入するのであれば、副作用のリスクを減らすためにきちんとAGAクリニックで診察を受けてから購入しましょう。
AGAクリニックでの購入方法や価格、治療内容をまとめた実際の体験談は以下の記事をご覧ください。
また、発毛剤プロペシアやミノキシジルのように副作用の症状が発生する治療法が嫌な人は、初期脱毛などの副作用がなく育毛効果と発毛促進効果の高い医薬部外品の育毛剤から使用することをおすすめします。
最近の育毛剤は、進行していてプロペシアのように男性ホルモンを抑制し毛包を強くする効果を持つ商品も販売されているんです。
女性の場合も、副作用のためにプロペシアは服用が禁止されているので育毛剤の使用がおすすめです。
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