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ストレスによるハゲの病院での治療

薄毛というと、生え際が後退するM字ハゲや頭頂部が薄毛になるてっぺんハゲのようなパターンが現れるAGA(男性型脱毛症)の症状が良く知られています。

 

ただ、AGA以外にも広く世間に知られているもう一つの薄毛症状があります。

 

それが10円ハゲと言われることが多い円形脱毛症。

 

AGAが男性ホルモンの活性化が原因で発生するのに対して、円形脱毛症の原因はストレスであると言われています。

 

ストレスによって発生する免疫不全や血行の悪化がその原因になるとされています。
ストレスによる円形脱毛症は自然治癒する場合もありますが、悪化すると10円ハゲどころか、頭髪が完全に抜け落ちてしまうところまで行きつく可能性もあります。

 

したがって、しばらく様子を見ても円形脱毛症の症状が改善しないようなら、病院を受診するのがおすすめです。

 

今回の記事では、円形脱毛症の治療を病院で受ける際は何科を受診すればよいのか、また病院で行われる具体的な円形脱毛症の治療について紹介します。

 

目次

 

ストレスによるハゲは病院で治療可能

AGAによる抜け毛・加齢などの原因によって生じる男性の薄毛や、女性のびまん型脱毛症による抜け毛は、通常の病院では専門的な治療を受けられないケースがほとんどです。

 

なぜなら男性のAGAや女性のびまん型脱毛症は、一般の病院では治療が必要な病気として扱われていないためです。

 

仮に病院の皮膚科を受診しても、プロペシアと呼ばれるAGA治療薬の処方やフロジンと呼ばれる頭皮の血行を促進する薬を処方されるのみです。

 

したがって、AGAやびまん性脱毛症のような原因による薄毛を治療するためにはAGAクリニックのような薄毛専門クリニックを受診することになります。

 

これに対して、円形脱毛症や自分で自分の髪の毛を抜いてしまう抜毛症(トリコチロマニア)といった症状は病院で治療が必要な病気であると認識されています。

 

したがって、円形脱毛症や抜毛症(トリコチロマニア)は通常の病院でも、しっかりとした治療が行われます。

 

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ストレスによるハゲは時間が経つと自然と治ることも多い

ちなみに、ストレスが原因になっている円形脱毛症は病院を受診しなくても、自然治癒することもあります。
数か月様子を見ているうちに自然に円形脱毛症が治ってしまったというケースも珍しくありません。

 

ただし、円形脱毛症が何度も再発してしまう場合や、どうしても円形脱毛症の10円ハゲの部分が気になってしょうがないという人は、病院で治療を受けるのがおすすめです。

 

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ストレスのハゲを見てもらえる病院

ストレスが原因の円形脱毛症で病院に行く場合、基本的には病院の皮膚科を受診することになります。
ただ、病院の皮膚科から必要に応じて、精神科や心療内科を紹介されるケースもあります。
また、薄毛専門クリニックでも円形脱毛症の治療を行っているケースもあります。

 

ここからはストレスが原因になる円形脱毛症の治療を行ってもらえる病院とその治療内容を紹介していきます。

 

精神科

ストレスによる円型脱毛症の治療のために病院を受診しても、医師が診察した結果、円形脱毛症だけでなく、うつ病のような精神疾患を患っていると判断されるケースがあります。

 

そのような診断が出ると、精神科の受診をすすめられることになります。
また、上記で少し触れた抜毛症(トリコチロマニア)も精神疾患の一種になるので、精神科での治療を受けることになります。

 

精神科では円形脱毛症の治療ではなく、例えばうつ病であれば抗うつ薬を使った治療といった形で精神疾患の治療を受けることになります。

 

精神疾患を改善することで、円形脱毛症の症状も自然に治癒していきます。

 

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心療内科

ストレスが原因の円形脱毛症の場合、医師の判断によって心療内科の受診をすすめられることがあります。

 

精神科が精神病の治療を目的とするのに対して、心療内科は精神のケアをしながら身体的症状(今回の場合であれば円形脱毛症)の改善につなげることを目的としているという違いがあります。

 

ただ、実際の心療内科の治療内容は精神科とあまり変わらない部分も多く、抗うつ薬や精神安定剤などを処方されることが多くなっています。

 

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皮膚科

ストレスが原因の円型脱毛症の症状に悩んで病院を受診するのであれば、まず相談に行くべきは病院の皮膚科です。

 

日本皮膚科学会において「円形脱毛症診療ガイドライン」が制定されており、どこの病院を受診しても基本的にはこのガイドラインに沿った円型脱毛症治療を受けることができます。

 

皮膚科で行われている円形脱毛症の治療の内容としては次の5つを挙げることが出来ます。

 

・血行促進のための投薬治療
・ステロイドの投薬治療
・凍結療法
・局所免疫療法
・PUVA療法

 

ストレスによる血行不良が円形脱毛症の原因と考えられる場合、血行促進効果のある育毛成分を使った投薬治療が選択されます。
投薬治療でつかわれる治療薬にはミノキシジルやフロジン(塩化カルプロニウム)といったものがあります。

 

市販の育毛剤にも配合されている成分であり、薄毛改善のために育毛剤を使ったことがある人にとっては馴染みのある成分になるでしょう。

 

ミノキシジルが配合された育毛剤は以下のページをご覧ください。

 

リアップX5プラスの口コミや効果、副作用についてのまとめ

 

ちなみに、ストレスによって免疫機能の働きが狂う免疫疾患が円形脱毛症の原因になる場合もあります。

 

この場合の円形脱毛症の治療にはステロイドを用いられます。
ステロイドの投薬治療は免疫疾患が原因の円形脱毛症治療の基本です。

 

円形脱毛症の原因が免疫疾患であった場合、ステロイドの投薬治療がかなり高い治療効果を発揮します。
免疫疾患は外敵から体を守る免疫機能が本来攻撃する必要のない自分の体の組織を攻撃してしまうという、免疫機能の誤作動です。

 

免疫が誤って毛根を攻撃することが、円形脱毛症の原因の一つとなっています。
この免疫の攻撃反応を抑える効果を持つのがステロイドです。

 

免疫疾患による円形脱毛症では、ステロイドの外用薬を処方してもらい、患部に塗布するというのが治療の基本です。

 

また、凍結療法という治療法も、免疫疾患による円形脱毛症治療に効果的です。
凍結療法は液体窒素やドライアイスなどを円形脱毛症の患部に当てることで、発毛を促す治療法になります。
なぜ、円形脱毛症の患部を冷やすことで発毛が促進させるのかについての科学的根拠はいまだ不明です。
ただ、豊富な治療実績や副作用が無いという安全性から多くの皮膚科で円形脱毛症治療に用いられている方法です。

 

そして、欧米の円形脱毛症治療の基本となっており、最近日本でも取り入れられ始めた治療法が局所免疫療法です。
局所免疫療法は意図的にかぶれを起こすことにより、円形脱毛症を治療するという方法です。
円形脱毛症では免疫の毛根への攻撃が薄毛の原因です。

 

そこで、意図的に薬品を塗布することで、免疫の攻撃の矛先を毛根から薬品が塗布された箇所にそらしてやります。
免疫の攻撃が薬品を塗布した箇所に移った結果、発生するのがかぶれです。

 

このように免疫の攻撃を毛根からそらしてやることにより、自然に免疫の働きが正常化し、円形脱毛症の症状が改善する効果が期待できます。

 

最後に紹介するのがPUVA療法です。

 

PUVA療法は円形脱毛症の患部に紫外線を照射してやることにより、免疫の働きを抑制して円形脱毛症の症状を改善するというものです。

 

ちなみに、医師が診察する中で、円形脱毛症だけでなく、精神的疾患を併発していると判断することもあります。

 

このような場合、皮膚科から精神科や心療内科の医師を紹介され、精神科や心療内科で精神面のケアを受けることになります。

 

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総合病院

総合病院を受診して、円形脱毛症の治療について相談した場合、基本的には皮膚科を紹介されることになります。

 

そして、皮膚科を受診した場合は上記の治療を受けることになります。

 

総合病院で評判も良い病院は以下の2つです。

 

順天堂大学病院
http://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/hihu/

 

東京医科歯科大学病院
http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/hifu/staff/00100.html

 

薄毛専門クリニック

AGA治療をメインとしている薄毛専門クリニックでも円形脱毛症の治療を受けることが出来ます。

 

ただし、薄毛専門クリニックの場合、投薬治療は受けることが出来ますが、凍結療法、局所免疫療法、PUVA療法といった治療は行っていないクリニックがほとんどになります。
したがって、これらの治療が必要な重度の円形脱毛症であれば、皮膚科を受診するのが良いでしょう。

 

また、薄毛専門クリニックによっては全く円形脱毛症の治療は行っていないところもあります。

 

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ストレスによるハゲの治療は保険治療が可能

一般的に薄毛治療は高額です。
なぜなら、AGAのような薄毛症状の治療は保険の対象外となっており、治療費を自費負担する必要があるためです。

 

そのため大体1回の診察で10,000円程度、頭皮注射の治療などを受けた場合であれば、1回50,000円程度の負担になることも珍しくありません。

 

これに対して円形脱毛症の治療は保険の適用対象になるため、治療費はステロイドを用いた投薬治療で約1,000〜3,000円程度、凍結治療で1回600円程度です。

 

ただし、局部免疫療法や紫外線療法は保険適用外となっています。
とはいっても、AGAクリニックでの治療ほどの費用は掛からず、1回の治療で1,000〜2,500円程度の負担です。

 

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悪質な病院に注意

円形脱毛症の治療は治療機関選びが大切です。

 

皮膚科を受診しても、その医師にどの程度円形脱毛症の知識があるかは個人差があります。

 

皮膚科の場合、薄毛治療に特化している訳ではないので、円形脱毛症の知識を医師があまり持っていない可能性もあります。
もし、円形脱毛症の治療を受けるなら、事前に病院や医師の評判・口コミなどチェックしておくのが良いでしょう。

 

一方、薄毛専門クリニックでは、日常的に薄毛治療と向き合っているため、円形脱毛症治療の知識が豊富な医師も一定数存在しています。

 

したがって、薄毛専門クリニックでの治療を選ぶというのも一つの方法です。

 

ただし、薄毛専門クリニックの中には円形脱毛症が原因の薄毛をAGAが原因の薄毛と偽り、無理に高額な治療を受けさせる悪徳クリニックが存在しているので注意が必要です。

 

したがって、まずは無料カウンセリングなどを行っている薄毛専門クリニックを選び、カウンセリングを受ける中で自分に合ったクリニックを選ぶことをおすすめします。

 

ストレスによるハゲの治療でおすすめできる薄毛専門病院は以下をご覧ください。

 

男性の薄毛専門病院ヘアメディカルの公式サイトを見る

 

女性の薄毛専門病院ヘアメディカルの公式サイトを見る

 

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