育毛剤の副作用
育毛剤には以下のような副作用があります。
・医薬品の育毛剤=肝機能障害、性機能減退、頭皮の発疹、かぶれ、頭痛など
・医薬部外品の育毛剤=副作用なし
育毛剤の商品の中にはAGA治療薬のような副作用があるものもあり、あまり気楽に利用できるものではありません。
この記事を読むと育毛剤の副作用について詳しくわかります。
より安全性が高く育毛効果の高い育毛剤を利用したいと思っている方は必見です。
目次
育毛剤の種類
育毛剤の種類は主に以下の4種類に分けられます。
医師による処方箋が必要な育毛剤
第1類医薬品タイプの育毛剤
医薬部外品タイプの育毛剤
化粧品グレードの養毛剤や育毛トニック
厳密に言うと、さらに化粧品タイプの育毛剤もあるのですが、化粧品タイプの育毛剤に関しては効果が極めて出にくいことが分かっています。
毛髪に影響を与える育毛有効成分を含んでいないのです。
単に、頭皮環境を良くするだけの作用しか期待できないので、今回は除外します。
それでは、化粧品を除いた上記の3つの育毛剤にはどのような特徴があるのでしょうか。
医師による処方箋が必要な育毛剤・・・プロペシア
プロペシアは医師による処方箋がなければ利用はできません。
プロペシアには医薬成分が含まれているのです。
ドラッグストア等で購入できるのではないか、と思っている方もいるかもしれませんが、市販はされていません。
リアップとは異なる医薬成分を利用しているのです。
プロペシアに含まれている有効成分は「フィナステリド」といいます。
フィナステリドはもともと前立腺肥大症の改善薬を目的として開発されました。
実際に利用されていたのですが、利用者の抜け毛が減り頭髪が増える症状が現れたのです。
発毛効果があるとのことで、研究がさらに実施されることになりました。そして医療機関で手に入る育毛剤のプロペシアとなったのです。
ちなみに、プロペシアと前立腺肥大症薬として利用されていた時のフィナステリド含有量には違いがあります。
・プロペシアに含まれているフィナステリド含有量・・・0.2ミリグラム、または1.0ミリグラム
・前立腺肥大症改善薬として利用されていた頃のフィナステリド含有量・・・5.0ミリグラム
プロペシアのフィナステリド量は0.2ミリグラムタイプと1.0ミリグラムタイプが有るわけですが、現在では1.0ミリグラムが定番となりました。前立腺肥大症改善薬として利用されていた時の、5分の1の用量で利用されているのです。
プロペシアは様々な医療機関で処方箋を出してもらえます。もちろんAGAクリニックでも対応してくれますし、外科系のクリニックや皮膚科でも取り扱っています。プロペシアが気になっている方は、近くの医療機関に処方してもらえるか確かめてみるのも良いかもしれません。
※プロペシアが女性に処方されることはありません。男性のみが利用できる育毛剤です。
市販で購入出来る「第1類医薬品」系の育毛剤・・・リアップ
リアップはドラッグストアでも購入可能です。市販されている育毛剤ですが、医薬成分が含まれているので、購入にはハードルが設けられているのです。
リアップに含まれているのは、医薬成分の「ミノキシジル」です。元々は、血圧降下剤として開発された過去があります。
プロペシアのフィナステリドと同じように、血流を良くすることで利用者の頭髪が増える、といった傾向が見られたので、外用薬としての研究がされて転用されることになりました。
第1類医薬品となっているので、ドラッグストアでいつでも購入できるわけではありません。薬剤師がいる時でなければ購入ができない、といった制限が設けられているのです。
ドラッグストアには、いつも薬剤師がいるわけではありません。いない時間帯に訪問してしまうと、リアップの在庫があるのに購入できない、といったことになってしまいます。
リアップについては、男性だけではなく女性の利用も可能とされています。
リアップの濃度は1.0%から5.0%とされています。当初は1.0%のものが販売されていたのですが、その数年後に「リアップX5(5%タイプ)」が販売されました。
※海外では「ロゲイン」というミノキシジル外用薬が有名です。基本的にはリアップと同じような育毛剤です。
医薬部外品タイプの育毛剤とは・・・医薬成分が含まれていないが育毛成分が含まれているモノ
医薬部外品タイプは近年ではインターネット通販などで多く販売されています。ドラッグストア等でも販売されており、第1類医薬品タイプとは違って、薬剤師がいない時でも購入可能です。
医薬系の成分が含まれていないのですが、育毛効果があるとされている成分が含まれています。育毛効果のある成分ですが、厚生労働省から育毛効果があると認められている成分を指しています。
厚生労働省が認可している育毛成分例
・ミノキシジル(医薬成分)
・オウゴンエキス
・センブリエキス
・エビネランエキス
・M-034
ミノキシジルに関しては医薬成分です。
こちらの医薬部外品タイプの育毛剤は、そのミノキシジル以外のいずれかの成分が含まれている、といった特徴を持っているのです。
ちなみに、ミノキシジルが含まれてしまうと、問答無用で第1類医薬品の育毛剤とされてしまうので、医薬部外品ほど気軽には購入できなくなってしまいます。
そもそも医薬部外品とは?
日本の薬事法に定められた、医薬品と化粧品の中間的な分類で、人体に対する作用の緩やかなもので機械器具でないものである。
※ウィキペディアより(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E8%96%AC%E9%83%A8%E5%A4%96%E5%93%81)
塗るタイプの育毛剤の副作用
第1類医薬品(リアップ)の副作用
第一類医薬品リアップの副作用は特に多くの方が体験しています。
副作用の発症率に関しては、正確な数字は出ていませんが、5%から10%にのぼるのではないか、とされています。
特に出やすい副作用としては、頭皮環境の悪化に関するものです。
発毛成分ミノキシジルは刺激がある薬剤となっており、頭皮に塗布すると皮膚に何らかの悪影響をもたらしてしまうことが分かっています。
特に注意して欲しいのが、乾燥肌である方、敏感肌である方です。頭皮に問題がある方が利用してしまうと、副作用が出てくる確率がさらに高まってしまうこともあるので、利用には十分に注意しなければなりません。
リアップで起こる副作用例
・皮膚の問題・・・発疹、赤み、かぶれ、痒み、フケ、発熱
・精神神経系の問題・・・頭痛、気が遠くなる、めまい、吐き気
・循環器系の問題・・・胸の痛み、心拍が早くなる
・代謝系の問題・・・体重の増加、手足のむくみ
上記の副作用に関しては、全てリアップの取扱説明書に書かれていることです。その中でも、皮膚による問題は特に多くなっているのがわかります。
一方で、リアップは塗布するタイプの育毛剤であるにもかかわらず体内に対しても影響を与えてしまう事も見えてきました。
注意しなければならないのが、循環器系の副作用です。
実際にミノキシジル系外用薬を使用したところ、不整脈のような症状が出てしまった、といった報告も数多くされています。
皮膚に副作用をもたらすだけではないのが、リアップの恐ろしいところです。
ちなみに、最も多い副作用は頭皮の発熱(ほてり)です。
多くの方が感じており、注意しなければならない副作用の一つといえます。
特にミノキシジルの含有量が多いタイプになればなるほど火照りが強くなる、といった症状が確認されているので、リアップX5を利用している方、利用しようと思っている方は要注意です。
医薬部外品の副作用
育毛に効果があるとされる成分を利用している医薬部外品タイプの育毛剤にも、副作用が報告されています。
ただ、その副作用は基本的に頭皮に対するもののみです。体内にまで悪影響をもたらすことは非常に稀で、報告例がほとんどありません。
医薬部外品タイプの副作用は、頭皮が赤くなってしまったり、痒みが出てきてしまったり、フケが多く発生してしまったり、といったものが報告されています。
医薬部外品に関してですが、確かに生薬のようなものも利用しています。
漢方の力も借りているので、身体に対して一定の作用を与えてきます。しかし、生薬にしても自然界にある植物を利用しているに過ぎません。ミノキシジルのような強い作用を与えることはないのです。
医薬部外品の副作用として注意しなければならないのがアレルギーです。
アレルギーに関しては、植物エキスでも発症する可能性があります。医薬部外品タイプの育毛剤を利用するたびに痒くなってしまったり、赤くなってしまったりした場合にはお肌との相性が悪いと考えられます。
アレルギーは勝手に治ることがないので、利用をやめなければなりません。
塗るタイプの医薬部外品系育毛剤に関しては、副作用が全く無いわけではありませんが、第1類医薬品のリアップと比較すればそのリスクは圧倒的に低い、と結論付けられるわけです。
飲むタイプの発毛剤の副作用
恐ろしいフィナステリドの副作用
飲む発毛剤として注目されているのがプロペシアです。
そのプロペシアに含まれている有効医薬成分がフィナステリドなのです。
男性型脱毛症に特化した、夢の発毛剤として多くの男性の「希望の星」となったのは記憶に新しいところ。
しかし、多くの方が効果ではなく副作用が出てしまった、ということを知っているでしょうか。
フィナステリドは前立腺肥大症対策ができる医薬成分です。男性機能の大事な所に関わる作用があるわけですが、その悪影響で性的な副作用が多く見られているのです。
フィナステリドの副作用例
・性欲減退
・勃起機能の低下
・うつ症状
・肝機能障害
・精子の減少など
・初期脱毛
フィナステリドで特に注意しなければならないのが、男性的な機能を退化させてしまう、という部分です。
最も多く起きている副作用は、性欲の減退です。
セックスがしたい、といった気分さえ湧かなくなってしまいます。
なぜそのような症状が出てしまうのかのメカニズムはまだ分かっていません。男性ホルモンに対しても何らかの影響を与えているのではないか、ということが専門家からも指摘され始めています。
さらに勃起不全(ED)になってしまった、といった副作用報告も多くされているのが事実です。セックスがしたい気持ちがあるのに、勃起しない、といったつらい症状が出てきてしまいます。
子作りへのマイナスの作用も見逃せません。精子自体が減ってしまう、との症状も確認されているのです。これから妊活を行おう、と思っている男性にはフィナステリドはおすすめできません。
そもそも薄毛を改善したい、といった気持ちの裏には、「女性にモテたい」といった気持ちもあるのではありませんか。
仮にフィナステリドを利用して薄毛が改善して女性に対して積極的になれたとしても、性的不能に陥ってしまえば発展性がありませんよね。
男性的な根幹の部分に悪影響をもたらしてしまう可能性のあるフィナステリドは、大いに危険なのです。
フィナステリドに関しては一つ指摘しなければなりません。
実は男性型脱毛症の全てにフィナステリドが効果をもたらすわけではないのです。男性型脱毛症には2つのタイプが有り、片方にはフィナステリドは効果をもたらします。しかし、もう一方の男性型脱毛症には全く効果をもたらしてくれません。だからこそ、利用しても薄毛のままになってしまう方がいるわけです。
肝機能障害について
肝機能障害に関しては、あまり良く分かっていません。
もともとの肝機能の状態によって副作用が表れやすくなることもわかっているので、肝臓が健康な方は気にしないでも良いです。
ただし、気になる方は定期的に肝機能の検査を受けましょう。
危険度MAXなミノキシジルタブレット
ミノタブと呼ばれるミノキシジルタブレットは国内未認可となっています。
AGAクリニックを利用したり、個人輸入代行サービスを利用したりしなければ手に入りません。
ミノキシジルタブレットは、リアップの飲むバージョンと捉えてください。飲むことで、全身に対して作用を与えられます。
「最強の発毛剤」と呼ばれている一方で、「最強の副作用」があることでも知られています。
ミノキシジルタブレットはリアップの比ではないくらいに、強い副作用をもたらしてしまうので注意して下さい。
ミノキシジルタブレットの副作用例
・動悸
・息切れ
・体重の増加
・顔や手足のむくみ
・眠気
・多毛症(腕毛や足など全身から毛が生える)
・低血圧
・手足のしびれ
・頭痛
・肝機能障害など
ミノキシジルタブレットはリアップと異なって、全身の血管を拡張させる作用があります。血管が拡張されると、もちろん血行が良くなるのですが血圧に影響が出てきます。低血圧の症状が出てしまうのです。ひどい場合には動悸や息切れとなって症状があらわれてしまい、最終的には意識を失って倒れてしまうこともあります。
全身の毛母細胞に対して栄養が送りやすくなるので、体毛が濃くなる、といった症状も出てきます。たとえば、足の指の毛や手の指の毛などもたくさん生えてきてしまうのです。すね毛も多くなりますし、腕の毛も濃くなります。
髪の毛が増えるだけなら良いかもしれませんが、全身の体毛が濃くなってしまうので、処理をしなければならない状況も出てきます。
ミノキシジルタブレットに関しては、心臓に負担をかけることが分かっています。そもそも、発毛剤は継続的に利用し続けなければなりません。ずっと心臓に負担を強いるような状態になってしまえば、心臓病に発展してしまう恐れもあります。
命の危険を犯してまで薄毛を改善させるべきなのでしょうか。それよりも、より安全な方法で薄毛の改善を狙うべきです。
ちなみにミノキシジルタブレットですが、容量が10ミリグラムタイプと5ミリグラムタイプが有ります。
10ミリグラムタイプは高血圧の方のものなので、絶対にそのままで利用しないで下さい。副作用が強く出てしまいかねません。10ミリグラムタイプのミノキシジルタブレットを利用する場合には、半分にカットして飲むべきです。
※5ミリグラムタイプのミノキシジルタブレットであったとしても、副作用が出てしまう可能性があります。
気をつけるべき眠気の副作用
ミノキシジルタブレットか循環器系の副作用が注目されますが、眠気が出てきてしまうことも分かっています。
一時的に血行が良くなり、体温が高まります。そして数時間経つと血圧が落ち着いてきて体が冷えるのです。
人体は身体が冷えてくると眠気が来る、といったメカニズムになっているので、ミノキシジルタブレットの利用数時間後に眠気が来てしまいます。
仕事中や運転中に問題を起こしてしまうかもしれないので、利用する時間にも注意を払わなければなりません。
女性に考えられる副作用
女性用ミノキシジル外用薬の副作用
大正製薬より、女性用の育毛剤が販売されています。
リアップジェンヌと呼ばれているものですが、副作用に関しては基本的に男性と同じです。
薄毛治療薬ミノキシジルが含まれており、頭皮に対して刺激を与えてしまいます。痒みや赤み、そしてフケなどが発生してしまう可能性が少なからずあります。
また、血管拡張作用があることは同じなので、血圧に関する副作用が出てしまう可能性があります。
男性用(リアップX5)と比べると、ミノキシジルの濃度はそれほど高くはありません。
副作用はミノキシジルの濃度によって発生確率も変わってくるので、それほど多くの方に出ない可能性もあります。
ただ、医薬品であることには変わりはないので、女性の利用は気をつけなければなりません。
絶対に利用してはダメ!プロペシアの女性利用による副作用
プロペシアは男性型脱毛症に効果を発揮する薬剤です。
女性の利用は認められていません。
もし利用してしまうと、フィナステリドが胎児に対して影響を与えてしまうかもしれないのです。
仮に女性が妊娠している最中にプロペシアを利用してしまうと、胎児の性器に問題を与えてしまう可能性が指摘されていますす。
特に、男児の性器に奇形をもたらす可能性が指摘されているので、女性の利用は絶対に禁止、とされているのです。
女性用育毛剤で起こる副作用
女性用育毛剤は医薬成分が含まれていません。
基本的に、植物エキスなどが配合されているだけなので、副作用のリスクはそれほど高くはありません。
ただし、全く副作用がないわけではありません。
以下は女性用育毛剤を使用し起こる副作用例です。
・炎症、赤み、ニキビ
・かゆみ
・乾燥
・フケなど
女性用育毛剤で起こってしまう副作用は、基本的に頭皮トラブルです。
アルコールなどの刺激になりやすい成分によって頭皮に異常が出てきてしまうことがあるので、ノンアルコール処方の育毛剤を使用するなどして注意して対応しなければなりません。
一方で、女性用育毛剤には頭皮環境を良くする成分が含まれている点も見逃せません。頭皮環境が良くなれば、その分、副作用が発生する確率も低くなります。
女性用育毛剤に関しては、それほど副作用が発生する確率は高くない、といえるわけです。
化学添加物無添加の育毛剤チャップアップがおすすめ
薄毛対策に大人気育毛剤のチャップアップですが、基本的に副作用が出る確率は極めて低くなっています。
そもそも、天然成分のみで危険性のある科学的な薬品が使われていません。
添加物も含んでおらず、香料も使われていない、といった徹底ぶりなのです。
天然由来成分の育毛剤であったとしても、副作用が起こる確率があるのがアレルギーです。
そのアレルギーですが、実は添加物や香料が大きく関わっている、といった事を知っているでしょうか。
アレルギーの多くは添加物や香料が引き起こしているのですが、チャップアップにはそれが入っていないのです。
だからこそ自分の症状に合い薄毛治療に極めて安全性が高い育毛剤といえます。
さらに、チャップアップにはAGAの原因となる男性ホルモンを抑えホルモンバランスを整える成分や頭皮の血行促進により毛乳頭細胞を活性化させる効果もあります。
チャップアップは副作用の心配がないことに対して自信を持っています。全額返金サービスを設定しているのです。
仮に頭皮に問題が起こった場合には、全額返金してくれるんです。
副作用が出ないという自信があるからこその「全額返金サービス」なのです。
※全額返金サービスの利用には期間などの諸条件があります。
このサイト内のチャップアップの詳しい情報は以下の記事をご覧ください。
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