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育毛剤比較デルメッドヘアエッセンスの成分と効果
デルメッドヘアエッセンスは、全配合成分数は16種類で、以下の4つの育毛効果が得られます。
・発毛促進効果で髪の成長期を伸ばす
・生え際とつむじの薄毛を抑える男性ホルモン抑制効果
・フケとかゆみを抑え抜け毛を防ぐ頭皮環境改善効果
・髪の毛を太く強くする栄養を供給する効果
この記事で、デルメッドヘアエッセンスの配合成分を細かくチェックして、期待できる育毛への効果を明らかにしていきます。
目次
デルメッドヘアエッセンスの全ての成分と効果
デルメッドヘアエッセンスの発毛促進効果のある全ての成分
デルメッドヘアエッセンスには発毛促進効果のある成分として、6-ベンジルアミノプリン、オオムギ発酵エキスの2種類が配合されています。
そして、デルメッドヘアエッセンスの看板となっている成分が6-ベンジルアミノプリンです。
6-ベンジルアミノプリンには毛乳頭細胞に働きかけを行って、BMPという成長因子の分泌を促進する効果があります。
成長因子というのは細胞分裂を促進させる効果を持つたんぱく質で、BMPは毛母細胞に働きかけて、毛髪の原料となるケラチンの生成を促進する力を持っています。
女性ホルモン減少で減ってしまったBPMを6-ベンジルアミノプリンによって分泌を促進して、発毛促進効果を得るのがデルメッドヘアエッセンスの最大の特徴です。
デルメッドヘアエッセンスの男性ホルモン抑制効果のある全ての成分
デルメッドヘアエッセンスには、頭頂部やM字部分の男性ホルモン抑制効果のある成分として、ホップエキス（ホップ抽出液）が配合されています。
ホップエキスはエストラジオールと呼ばれる成分をたくさん含んでいます。
エストラジオールは体内に入ることで女性ホルモンと同じような働きをすることが分かっています。
加齢やストレスによる女性ホルモンの減少が薄毛の原因になっている場合、デルメッドヘアエッセンスのエストラジオールの力で女性ホルモンの働きを活性化してやることが、薄毛改善と脱毛予防に効果を発揮します。
デルメッドヘアエッセンスの頭皮環境改善効果のある全ての成分
デルメッドヘアエッセンスには頭皮環境改善効果のある成分として、グリチルリチン酸2K（グリチルリチン酸ジカリウム）、サリチル酸の2種類が配合されています。
グリチルリチン酸2K、サリチル酸はどちらも頭皮の炎症を抑え、予防する働きが期待できる殺菌効果のある成分です。
グリチルリチン酸は漢方薬で用いられる甘草が原料となっている成分で、サリチル酸は湿布薬などに配合されている成分です。
2つの成分はともに医療の現場でも用いられている成分になるため、非常に高い頭皮の抗炎症作用が期待できます。
髪の毛に栄養を供給する全ての成分
デルメッドヘアエッセンスには髪の毛に栄養を供給する成分として、マテ茶エキスの1種類が配合されています。
マテ茶エキスは他の育毛剤ではあまり見かけることの無いデルメッドヘアエッセンス特有の成分です。
マテ茶というのは南米で健康のためによく飲まれているお茶で、そのマテ茶から抽出したのがマテ茶エキスになります。
マテ茶エキスには髪の毛の原材料となるケラチンを生成するためには欠かすことが出来ない亜鉛が豊富に含まれています。
亜鉛を補給する効果がデルメッドヘアエッセンスのマテ茶エキスには期待できます。
デルメッドヘアエッセンスのその他の成分
デルメッドヘアエッセンスには育毛成分以外の成分として、エタノール、メントール、香料、水酸化Na、PEG-８、PG、POEオレイルエーテル（界面活性剤）、POE硬化ヒマシ油、親油型オレイン酸グリセリル、dl-カンフルの10種類が配合されています。
昨今の育毛剤には、出来る限り育毛成分以外の成分を配合しないようにするという風潮があります。
ただ、この本格育毛剤デルメッドヘアエッセンスにはかなり多くの育毛成分以外の成分が含まれています。
例えば、香りづけのための香料のような育毛効果を持たない成分は育毛剤に配合されることが少なくなってきていますが、デルメッドヘアエッセンスには配合されています。
頭皮が敏感な人は香料の刺激でアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、育毛剤に配合することはあまり好ましくありません。
また、親油型オレイン酸グリセリルも頭皮アレルギーの発生が報告されています。
メントールも清涼感を与えるためで、育毛促進には直接関係のない成分となっています。
このように、頭皮に悪影響を与え育毛環境を乱す成分がかなり多く含まれているというのは、ヘアケア剤デルメッドヘアエッセンスの大きなマイナスポイントです。
デルメッドヘアエッセンスの成分と効果のまとめ
デルメッド育毛剤は6-ベンジルアミノプリンで発毛を促進するという他の女性用育毛剤には無い特徴を備えています。
ただし、細かくデルメッドヘアエッセンスの配合成分をチェックしていくと、育毛剤の商品として不足しているものがいくつも見つかります。
まず、最初に触れたいのは女性ホルモンを活性化して男性ホルモンを抑制する成分がデルメッドヘアエッセンスにはホップエキスの1種類しか含まれていないということ。
男性が抜け毛に悩む場合、AGAと呼ばれる男性ホルモンの活性化によって引き起こされる薄毛症状が、その原因の90％以上を占めています。
また、最近は加齢・ストレスなどの影響で女性ホルモンの分泌が減少すると、女性でもAGAの症状を発症することが分かってきました。
このような女性のAGAをFAGA(女性男性型脱毛症)と呼んでいます。
FAGAの対策としてはDHTの発生を防ぐのが効果的です。
DHTは活性化した男性ホルモンと5αリダクターゼと呼ばれる酵素の結合によって生まれるため、男性ホルモンの抑制と5αリダクターゼの抑制という二本柱で対策を行う必要があります。
デルメッドヘアエッセンスはホップエキス配合育毛剤なので、男性ホルモンを抑制することはできるのですが、5αリダクターゼを抑制する成分が残念ながら配合されていません。
そのため、FAGA対策のための用いる女性用育毛剤としては、デルメッドヘアエッセンスは片手落ちの印象を受けます。
また、デルメッドヘアエッセンスに配合されている成分を見たときに非常に大きなマイナスポイントがあります。
それが、頭皮の血行促進効果を持つ成分を全く配合していないこと。
頭皮の血行促進効果を持つ成分を配合するのは育毛剤の基本であり、頭皮の血行促進効果を持つ成分を配合していない育毛剤というのはほとんど存在しません。
この一点でも、デルメッドヘアエッセンスは積極的におすすめできる育毛剤では無いと言ってよいでしょう。
加えて、デルメッドヘアエッセンスの全ての成分数を併せても16種類しか育毛成分が配合されておらず、配合成分のラインナップはかなり寂しい印象を受けます。
さらに、デルメッドヘアエッセンスの16種類の配合成分のうち、10種類は育毛成分以外の成分となっており、実際の育毛成分はわずか6種類。
配合成分数は育毛剤の育毛効果と比例する傾向があります。
したがって、デルメッドヘアエッセンスの育毛成分が6種類しか配合されていないというのも、大きなマイナスです。
デルメッドヘアエッセンスは定期購入すると初回半額キャンペーンや、育毛系の成分も配合されている育毛シャンプーもタダで付いてきます。
詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。
医薬部外品のデルメッドヘアエッセンスの価格や副作用などの詳しい情報は以下の記事にまとめてあるので読んでみてください。
デルメッドヘアエッセンスよりもマイナチュレがおすすめ
はっきり言って三省製薬の薬用育毛剤デルメッドヘアエッセンスは本気で薄毛治療をしたいと思うなら、使うべき育毛剤ではありません。
では、薄毛対策を進める上ではどんな育毛剤がおすすめなのか？
ここでは女性用育毛剤マイナチュレを挙げたいと思います。
まず、マイナチュレは女性育毛剤の中でもトップを争うほど、配合成分数が多く、その数は何と51種類。
マイナチュレの成分数はデルメッドヘアエッセンスの16種類の3倍以上です。
さらに、マイナチュレにはFAGAの対策効果を持つ成分として男性ホルモンを抑制するヒオウギ抽出液、5αリダクターゼを抑制するオウゴンエキスという二本柱をきちんと揃えています。
この点も5αリダクターゼを抑制する成分が含まれていないデルメッドヘアエッセンスと比較してマイナチュレが大きく勝る点です。
そして、極めつけは頭皮の血行促進成分の数。
全く頭皮の血行促進成分が配合されていないデルメッドヘアエッセンスに対して、マイナチュレにはニンジンエキス・センブリ抽出液をはじめとして7種類もの成分がしっかりと配合されています。
マイナチュレの血行促進成分は発毛剤ミノキシジルのような働きをしてくれるんです。
デルメッドヘアエッセンスには6-ベンジルアミノプリンで発毛を促進するという独自性がありますが、総合的にみるとマイナチュレの方が育毛効果が圧倒的に期待できるという印象です。
もし、あなたが薄毛ケアに悩んでいるなら、デルメッドヘアエッセンスではなくまずは無添加育毛剤マイナチュレを使用して対策をスタートすることをおすすめします。
頭皮に刺激となる成分が無添加なので、敏感肌の女性にとっても使用感は抜群です。
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