男性ホルモンの抜け毛に育毛剤が効く2つの理由
男性ホルモンは男性型脱毛症(AGA)を引き起こし、前頭部や頭頂部など特定の部位の抜け毛を増やす特徴があります。
育毛剤がAGAを防ぐ理由には、以下の2つの働きがあります。
・生え際とつむじの抜け毛を防ぐ男性ホルモン抑制効果
・生え際とつむじの髪を強くする血行促進効果
この記事では、以下の2つについて解説します。
・男性ホルモンによる抜け毛はどういう仕組みで起こるのか
・男性ホルモンによる抜け毛に対抗できる育毛剤に配合されている育毛成分
男性型脱毛症を発症している方、男性型脱毛症を治したい方は必見です。
すぐに効果の高い育毛剤を知りたい人は、この記事内の「男性ホルモンによる抜け毛に効果がある育毛剤ランキング」をご覧ください。
目次
男性ホルモンが抜け毛を増やす仕組み
男性ホルモンの「テストステロン」と酵素の「5αリダクターゼ」が結合するとジヒドロテストステロン(DHT)が作られてしまいます。
そのジヒドロテストステロンには、毛母細胞の働きを阻害する作用があり髪の毛が作られにくくなってしまうのです。
もう少し具体的に解説すると、ヘアサイクルにジヒドロテストステロンは作用します。
ヘアサイクルには成長期や退行期、そして休止期があり、通常は成長期が4年から6年間程度あります。
しかし、ジヒドロテストステロンの影響を受けると成長期が数カ月から1年くらいに短縮されてしまいます。
髪の毛の成長期間が数カ月から1年くらいだと髪の毛が長くなりませんし、太くもなりません。
髪の毛の成長スピードも鈍化してしまい、結果的に薄毛となってしまうわけです。
男性ホルモンを抑えるのに効果のある育毛剤の有効成分
育毛剤に配合されていて、男性ホルモンを抑制する効果のある代表的な育毛成分は以下の6種類です。
・キャピキシル
・ヒオウギエキス
・オウゴンエキス
・亜鉛
・ノコギリヤシ
・フィーバーフュー
一つずつどんな成分でどんな効果を持つのか解説していきます。
キャピキシル
キャピキシルはアカツメクサ花エキスとアセチルテトラペプチド‐3というアミノ酸によって構成されています。
アカツメクサ花エキスにはビオカニンAと呼ばれる成分が配合されており、男性ホルモンによる薄毛の原因であるジヒドロテストステロンの生成を阻害する作用があります。
ビオカニンAには、ジヒドロテストステロンになる前の5αリダクターゼの働きを阻害する作用があるので、5αリダクターゼとテストステロンの結合を防いでくれるわけです。
アセチルテトラペプチド‐3には、頭皮の細胞の修復作用があります。
アセチルテトラペプチド‐3によって、ジヒドロテストステロンによる影響を受けて働きが弱まってしまった毛母細胞や毛乳頭細胞の復活も期待できるのです。
ちなみにキャピキシルには医薬発毛成分のミノキシジルと比較して3倍の育毛効果があるとされています(参考ページ(英語):http://usuge-nukege-taisaku.com/wp-content/uploads/2717fd581468bcfd494ad621e7a24bc0.pdf)。
キャピキシルを配合している代表育毛剤
ヒオウギエキス
ヒオウギエキスには、男性型脱毛症の原因物質であるジヒドロテストステロンの生成を阻害させる作用があります。
ヒオウギエキスが酵素の5αリダクターゼの働きを抑制させる作用があるので、男性ホルモンのテストステロンとαリダクターゼの結合を防ぎ、AGAの原因物質であるジヒドロテストステロンの生成を防いでくれるのです。
ヒオウギエキスには、頭皮のアンチエイジング作用も期待されています。
頭皮は紫外線やタバコの煙、そして車の排気ガスなどの影響でMMP-1という分解酵素の生成を促進してしまうのです。
MMP-1にはコラーゲンを分解させる作用があるので、お肌のハリや潤いを衰えさせてしまいます。
育毛剤に配合されているヒオウギエキスを頭皮に与えることで、アンチエイジングによりお肌の若返り効果が期待できるわけです。
頭皮のうるおいが維持されることで肌トラブルが減少し、髪の毛が生えやすい環境を維持できます。
※参考ページ:http://www.skincare-univ.com/article/005437/
ヒオウギエキスを配合している人気育毛剤
オウゴンエキス
オウゴンエキスには、5αリダクターゼの活性度合いを弱める効果が期待できます。
オウゴンエキスによって5αリダクターゼとテストステロンとの結合がされにくくなり、男性型脱毛症の発症原因であるジヒドロテストステロンが作られにくくなるのです。
オウゴンエキスは男性型脱毛症の予防や改善に役立ってくれます。
他にもオウゴンエキスには頭皮の抗炎症作用や抗アレルギー作用、さらに抗菌作用や収れん作用(肌の引き締め作用、毛穴の引き締め作用)があります。
オウゴンエキスには頭皮環境の改善の育毛効果も期待できるのです。
保湿作用もあるので、乾燥による頭皮環境の悪化にも対応してくれます。
煙草の煙や車の排気ガスなどの化学物質による環境ストレスは、頭皮に対して重大な悪影響をもたらします。
環境ストレスに頭皮がさらされると、お肌のコラーゲンを分解する酵素MMP-1やエラスチン分解酵素といったものが作られてしまうのです。
お肌の若々しさを保つコラーゲンやエラスチンが分解されてしまうので、皮膚の老化につながってしまいます。
オウゴンエキスには、環境ストレスによるコラーゲン分解酵素(MMP-1)やエラスチン分解酵素の異常発生を防ぎます。
お肌のアンチエイジング作用が期待でき、元気なお肌を作ることで。
頭皮環境も改善し育毛対策にも良い効果をもたらすのです。
※コラーゲン・・・保湿機能あり、お肌の弾力にも関わる
※エラスチン・・・保湿機能あり、お肌の弾力にも関わる
亜鉛
亜鉛は育毛剤で摂取するのではなく、育毛サプリメントや食事などで摂取するのが適切です。
なぜなら亜鉛が体内に取り込んで育毛効果が発揮される栄養素だからです。
亜鉛の育毛効果としては、5αリダクターゼの働きを阻害する作用があります。
5αリダクターゼの働きを抑えることで、男性ホルモンのテストステロンと酵素の5αリダクターゼが結合するのを防ぐ作用があるので、男性型脱毛症の原因物質であるジヒドロテストステロンによる抜け毛を抑制させる作用があります。
もう一点注目されているのが、亜鉛によるケラチンの合成作用です。
ケラチンはタンパク質であり髪の毛の主成分です。
ケラチンを作るためには亜鉛が必須であり、亜鉛が欠乏してしまうと髪の毛が細くなるなど弱くなってしまいます。
亜鉛の欠乏は抜け毛の原因にもなるので、育毛サプリメントだけではなく、亜鉛を摂取できる食事対策も重要です。
ノコギリヤシ
ノコギリヤシは亜鉛と同じく、頭皮に塗布するのではなく内服することで育毛効果が発揮されます。
ノコギリヤシには、前立腺肥大症の改善機能があります。
ノコギリヤシの機能は発毛剤のプロペシアに含まれているフィナステリドという医薬有効成分と同じ働きです。
ノコギリヤシには、フィナステリドと同様に5αリダクターゼの働きを抑制させる機能があり、男性型脱毛症による抜け毛を防いでくれます。
ノコギリヤシには男性型脱毛症以外に対する育毛効果はないので基本的に男性の薄毛のみに対応できる成分です。
女性がノコギリヤシを摂取しても特に明確な育毛効果が得られるわけではありません。
フィーバーフュー
フィーバーフューは育毛剤で塗布するのではなく、育毛サプリメントなどで摂取する事によって育毛効果が得られます。
フィーバーフューの育毛効果として注目されているのが、タンパク質NF-KBの抑制作用です。
タンパク質NF-KBは男性ホルモンのテストステロンと結合することで、男性型脱毛症の原因物質であるジヒドロテストステロンを分泌することが分かっています(参考:https://hagelabo.jp/articles/523)。
フィーバーフューによってタンパク質NF-KBの抑制が実施されると男性ホルモンテストステロンと結びつきにくくなり、結果としてジヒドロテストステロンの量も減ります。
その結果、AGAによる抜け毛が減少するわけです。
他にもフィーバーフューには頭皮の抗炎症作用や血行促進作用があります。
赤みなどの頭皮環境の悪化による抜け毛や血行不良による抜け毛にも対抗してくれるのがフィーバーフューです。
男性ホルモンによる抜け毛に効果がある育毛剤ランキング
上で男性ホルモンによる抜け毛に育毛効果のある成分を紹介しましたが、以下で男性ホルモンによる抜け毛に効果的な育毛成分を配合している育毛剤をランキングにして紹介します。
チャップアップ
チャップアップは様々な育毛効果を持っている育毛剤ですが、特に男性ホルモンによる抜け毛に対抗できる育毛成分を多数配合していることでも知られています。
【チャップアップに配合されている抗男性ホルモン成分】
・オウゴンエキス
・チョウジエキス
・ヒオウギ抽出液(ヒオウギエキス)
・ビワ葉エキス
・ボタンエキス
・シナノキエキス
・ヒキオコシエキス
・ジオウエキス
チャップアップには全部で8つの育毛成分が、男性型脱毛症を引き起こす成分の一つである5αリダクターゼに対応してくれます。
5αリダクターゼの抑制に対して一つではなく複数の育毛成分が配合されているので、仮に一つの育毛成分に5αリダクターゼを抑える効果がなかったとしても他の育毛成分が対応してくれます。
より完璧に近いAGA対策ができるのがチャップアップです。
他にもチャップアップには多数の育毛成分が配合しているので、男性型脱毛症が解消できるだけでなく頭皮の皮脂の分泌量のコントロールもでき、頭皮環境の改善や頭皮の血行促進なども期待できます。
チャップアップを使ってみた詳しい体験談や配合成分についての解説は以下のページをご覧ください。
イクオス
イクオスも男性ホルモンが原因の男性型脱毛症による抜け毛に対抗できる育毛剤です。
しかも、イクオスは2016年に大々的に育毛成分のリニューアルを実施し、さらに男性ホルモンによる抜け毛に対抗できるようになりました。
イクオスは、男性ホルモンのテストステロンと結合してしまう5αリダクターゼの働きを抑制する作用がある育毛成分を5つも配合しています。
【イクオスに配合されている抗男性ホルモン成分】
・オウゴンエキス
・大豆エキス
・ビワ葉エキス
・クララエキス
・ヒオウギ抽出液(ヒオウギエキス)
さらに注目してほしいのが、イクオスならAGAの原因物質であるジヒドロテストステロンが出来てしまった後の対策もできる部分です。
ジヒドロテストステロンが出来てしまうと、アンドロレセプターと呼ばれる受容体と結合してしまいます。
そこで脱毛因子の「TGF-β」や脱毛司令の「FGF-5」が生み出されることで髪の毛は抜けてしまうのです(参考:http://iqos-official.jp/user_data/LP1.php)。
イクオスには脱毛指令のTGF-βとFGF-5を抑制させるための育毛成分も配合しています。
【イクオスに配合されているTGF-βとFGF-5の抑制成分】
・クワエキス
・シャクヤクエキス
・セイヨウキズタエキス
・ゴボウエキス
・ローマカミツレエキス
・シナノキエキス
・ヒキオコシエキス
・ボタンエキス
詳しくはイクオスの公式サイトをご覧ください。
イクオスを実際に使ってみた体験談や配合成分の解説は以下のページになります。
フィンジア
キャピキシルとピディオキシジルを配合した育毛剤として注目されているフィンジアは、男性ホルモンによる抜け毛にもしっかりと対応してくれます。
フィンジアには抗男性ホルモン機能のあるキャピキシルやヒキオコシエキス、さらにヒオウギエキスも配合しています。
それらの抗男性ホルモン成分を、唐辛子の辛味の成分であるカプサイシンによって頭皮の奥まで浸透させることに成功したのです。
カプサイシンを頭皮に塗布すると毛穴を開く作用が期待できます。
カプサイシンによって頭皮の奥まで抗男性ホルモン成分を送り込むことで、ジヒドロテストステロンを効率的に抑制させられるようになるわけです。
フィンジアの公式サイトは以下から飛んでください。
フィンジアを体験してみた口コミや配合成分についての解説は以下のページをご覧ください。
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