女性用育毛剤ラサーナ薬用地肌エッセンスの成分と効果
ネットで評判がすごくいいラサーナ薬用地肌エッセンス。
ラサーナ薬用地肌エッセンスが気にはなっているが過去に育毛剤を使って頭皮がヒリヒリしみた経験があるため、少し心配。
そこで、この記事ではラサーナ薬用地肌エッセンスの成分一つ一つに頭皮に刺激がないかと、どんな効果を持っているのかを解説していきます。
ラサーナ薬用地肌エッセンスに配合されている成分数は全14種類で、以下の5つの育毛効果を得ることができます。
・髪を強くする頭皮の血行促進効果
・生え際とつむじの薄毛を防ぐホルモンバランスを正常化し、ヘアサイクルを整える効果
・フケやかゆみをなくし髪を抜けにくくする頭皮環境改善効果
・髪を作る毛母細胞の活性化効果
・髪の毛に栄養を与える効果
今回の記事を読めば、ラサーナ薬用地肌エッセンスの成分が女性の頭皮に刺激を与え副作用を起こさないかと、髪にどんな良い影響が出るのかがわかります。
目次
ラサーナ薬用地肌エッセンスには2つのみ刺激となる成分あり
過去に抜け毛を抑えるために市販の女性用育毛剤を使用したが、頭皮がヒリヒリ沁みて赤くなった経験なんかがある人は、ラサーナ薬用地肌エッセンスで注意しなければいけない成分が2つあります。
それが、エタノールと香料です。
エタノールは、女性用育毛剤には不可欠な成分で腐らないように品質保持の役割を持つが、頭皮の乾燥を引き起こす恐れもあります。
ですが、ラサーナ薬用地肌エッセンスには頭皮の乾燥を防ぐ保湿成分も多く配合されているため、そこまで神経質になる必要はないのかと思います。
注意しなければいけないのが、香料です。
香料は、頭皮に刺激となる場合もあるので、過去に育毛剤を使ってヒリヒリした経験がある敏感肌の人は注意するべきでしょう。
最近では、香料が無添加の女性用育毛剤も多くなっています。
頭皮への影響が心配であれば、ラサーナ薬用地肌エッセンス以外の香料無添加の商品を使う方がいいでしょう。
それでも、どうしてもラサーナ薬用地肌エッセンスを使いたいのであれば、腕などの目立たない一部に使ってみて肌荒れが出ないかのチェックをする必要があります。
ラサーナ薬用地肌エッセンス以外の香料無添加でおすすめの女性用育毛剤が知りたい人は、この記事内の「女性の薄毛ならマイナチュレがおすすめ」を読んでみてください。
以下で、ラサーナ薬用地肌エッセンスに配合されている成分の効果と髪への働きについて詳しく紹介していきます。
ラサーナ薬用地肌エッセンスの全ての成分を育毛への効果別に解説
ラサーナ薬用地肌エッセンスに配合されている成分が持っている育毛への効果は、頭皮の血行促進効果、頭皮環境を整える効果、ホルモンバランスを整える効果、毛母細胞を活性化させる効果、髪の毛に栄養を与える効果の5つに分類することができます。
なお、これに加えて、ラサーナ薬用地肌エッセンスには直接的な育毛効果は無くても、育毛剤としての品質を保つために必要な成分も配合されています。
そのため、ラサーナ薬用地肌エッセンスに配合されている成分は6つのタイプに分類することができます。
以下の文章ではラサーナ薬用地肌エッセンスに期待される育毛への効果毎に成分を分類し、その成分が具体的にどのような効果を持っているのかについて紹介していきます。
ラサーナ薬用地肌エッセンスの成分と効果をしっかりと把握してから、購入を検討したいって人はじっくり読んでみてください。
頭皮の血行促進効果のある成分
ラサーナ薬用地肌エッセンスには髪を強く太くするための頭皮の血行を促進する効果のある成分として、センブリエキス、ニンジンエキス、グルコシルヘスペリジン、イチョウエキスの4種類が配合されています。
この中でまずチェックしておきたいのはセンブリエキスとニンジンエキス。
センブリエキスとニンジンエキスは厚生労働省から育毛への効果を認められた「有効成分」であり、非常に高い頭皮の血行促進効果を発揮します。
ちなみに、このセンブリエキスとニンジンエキスの成分が多くの育毛剤に配合されているのに対して、あまり女性用育毛剤の成分表で見かけない成分がグルコシルヘスペリジンになります。
ただ、このグルコシルヘスペリジンは柑橘類の皮などに多く含まれている成分で、化粧品ではよく使われている成分です。
グルコシルヘスペリジンは中性脂肪の分解を促進し、悪玉コレステロールを減らす効果があるため、血液をさらさらにして頭皮の血行促進効果を発揮することが出来る成分になります。
また、イチョウエキスはフラボノイドという成分が豊富に含まれており、フラボノイドの力で頭皮の血管を拡張し、血液の流れをスムーズにすることで発毛促進効果をもたらします。
抜け毛を抑える効果も高く、人気の育毛剤ベルタ育毛剤やマイナチュレと比較すると、ラサーナ薬用地肌エッセンスは髪を太くし抜け毛を防ぐ血行促進効果はやや心もとない印象です。
ラサーナ薬用地肌エッセンスのホルモンバランスを正常化し、ヘアサイクルを整える成分
ラサーナ薬用地肌エッセンスにはホルモンバランスを正常化し、ヘアサイクルを整え抜け毛を防ぐ成分として、大豆エキス(大豆イソフラボン)が配合されています。
大豆エキスは、女性特有の薄毛を改善する上で非常に有効な成分です。
大豆エキスにはイソフラボンと呼ばれる成分が豊富に配合されています。
イソフラボンは、体内に吸収されることで女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをすることが分かっています。
女性が薄毛になる原因には、女性ホルモンが減少し、男性ホルモンの働きが相対的に強くなったことで、頭皮全体や頭頂部などに薄毛の症状が発生しているというケースが非常に多く見られます。
特に出産後に抜け毛が大きく増加した場合、更年期の時期に抜け毛が増えている場合などは、女性ホルモンの減少による薄毛の可能性が高いと言えます。
したがって、ラサーナ薬用地肌エッセンスに配合されているイソフラボンを体内に取り込んで、女性ホルモンの働きを強めてやることが薄毛症状の改善につながります。
また、女性ホルモンには髪の毛のヘアサイクルにおける成長期を長くする効果もあるため、髪の成長期間を伸ばしボリュームアップも期待できます。
したがって、ラサーナ薬用地肌エッセンスに配合されている大豆エキスを通してイソフラボンを摂取することで、髪の毛の成長も促進されていきます。
女性用育毛剤にとって大事な効果の一つであるホルモンバランスを整え抜け毛を抑える効果は、ラサーナ薬用地肌エッセンスで見てみるとやや少ないかなという印象です。
ベルタ育毛剤やマイナチュレであれば、ラサーナ薬用地肌エッセンスよりも多くホルモンバランスを整える成分が配合されています。
抜け毛を減らしたり、ボリュームアップを目指す人は、そういった育毛剤を選ぶ方が効果が期待できるでしょう。
頭皮環境改善効果のある成分
ラサーナ薬用地肌エッセンスにはフケや痒みなどの頭皮地肌の環境を改善する効果のある成分として、グリチルリチン酸2K、ビワ葉エキス、ナツメエキス、ボタンエキス、褐藻エキスに含まれるペルベチアカナリクラタの5種類が配合されています。
まず、紹介したいのは国の厚生労働省から有効成分に認定されているグリチルリチン酸2Kです。
グリチルリチン酸2Kは漢方の甘草と呼ばれる成分から抽出されたものになります。
甘草が炎症を抑える漢方薬として知られているように、グリチルリチン酸2Kにも頭皮の痒みやフケなどの炎症を抑える効果や殺菌作用などが備わっています。
頭皮に赤みやかゆみがある状態で、炎症を引き起こしている可能性がある人は、グリチルリチン酸2Kが抜群の頭皮ケアに効果を発揮します。
なお、ビワ葉エキスも同様に頭皮の抗炎症効果や殺菌効果を持っていますが、成分として強力な育毛効果を期待できるのは有効成分であるグリチルリチン酸2Kです。
これに対して、頭皮の保湿という面で高い効果を発揮してくれるのが、ペルベチアカナリクラタです。
ペルベチアカナリクラタはラサーナ薬用地肌エッセンスの最大の売りである褐藻エキスを構成する11種類の海藻エキスの中の1つになります。
ペルベチアカナリクラタはもともとその保水力の高さから化粧品に使われていたものを育毛剤にも頭皮への保湿効果を期待して配合した育毛成分になります。
このペルベチアカナリクラタの働きで頭皮に潤いをキープできるので、頭皮が乾燥している人には高い効果が期待できます。
ラサーナ薬用地肌エッセンスの頭皮環境改善成分は、平均的で高い効果を発揮できると言えるでしょう。
フケやかゆみをとにかく集中して改善したい人にはお勧めです。
毛母細胞の活性化効果のある成分
ラサーナ薬用地肌エッセンスには毛乳頭にある毛母細胞を活性化する効果のある成分として、褐藻エキスに含まれるガゴメ昆布・ジャイアントケルプの2種類が配合されています。
毛乳頭にある髪を伸ばす役割を持つ毛母細胞を活性化させることで、髪が伸びる期間が長くなり、抜け毛の防止とボリュームアップが期待できます。
毛母細胞の活性化効果ということで、やはりまず注目したいのはラサーナ薬用地肌エッセンスの最大の特徴である褐藻エキス。
褐藻エキスを構成する11種類の海藻の中で毛母細胞を活性化する効果に優れているのが、ガゴメ昆布、ジャイアントケルプです。
カゴメ昆布は北海道の函館近海のみでしかとれない昆布で、普通の昆布よりも毛母細胞を活性化する効果が高いことが分かっています。
また、ジャイアントケルプは世界一長い海藻として知られており、全長が50メートルに達するものもあります。
このジャイアントケルプにも毛母細胞を活性化する効果が備わっています。
そして、特に注目したいのはガゴメ昆布。
ガゴメ昆布には普通の昆布の約3倍のフコダインが含まれていることが分かっています。
フコダインにはFGF-7という成長因子の分泌を促進する効果があります。
成長因子というのは細胞分裂を活発化させる力を持ったタンパク質のことで、FGF-7は特に毛母細胞の細胞分裂を活発化させる効果があることが分かっています。
ガゴメ昆布に含まれているフコダインによって、強く毛母細胞の細胞分裂を促進するのが、ラサーナ薬用地肌エッセンスです。
ラサーナ薬用地肌エッセンスの毛母細胞活性化効果は、市販の人気育毛剤ベルタ育毛剤やマイナチュレと比べると、成分数が少ないです。
抜け毛を防ぎ髪を強くしたい人は、ラサーナ薬用地肌エッセンスよりも別の商品を選ぶのがいいでしょう。
髪の毛に栄養を与える成分
ラサーナ薬用地肌エッセンスには髪の毛に栄養を与える成分として、褐藻エキスに含まれるラミナリアディギタータが配合されています。
髪の毛に栄養を与えることで、髪の成長を伸ばし太く強くすることで、抜け毛を防いでくれます。
ラミナリアディギタータはフランス・ブルターニュ地方に生息する海藻になります。
ラミナリアディギタータの特徴は育毛に必要な栄養素を豊富に含んでいること。
特に豊富に含まれているのが、亜鉛をはじめとしたミネラル類やアミノ酸成分です。
亜鉛とアミノ酸はどちらも髪の毛の原材料となるケラチンを生成するために無くてはならないものです。
女性の場合、ダイエットで栄養不足になった結果、髪の毛の原材料となるケラチンが生成できなくなり、薄毛になっているケースもよく見られます。
ラサーナ薬用地肌エッセンスに含まれるラミナリアディギタータの働きで、栄養不足による薄毛がかなり改善することが期待されます。
その他の配合成分
ラサーナ薬用地肌エッセンスには育毛成分以外の成分として、精製水、エタノール、メントール、BG、香料、POE水添ヒマシ油の6種類が配合されています。
これらの配合成分は直接的に育毛効果を持つわけではありませんが、たくさんの育毛成分を育毛剤という一つの形にまとめ上げる働きがあります。
例えば、POE水添ヒマシ油は乳化剤と呼ばれる役割を果たしています。
乳化剤というのは混ざりにくいものを混ぜ合わせる力を持つ成分です。
POE水添ヒマシ油の力でそれぞれの育毛成分がばらばらにならずに1つの育毛剤という形でまとまっています。
また、エタノール・BGには保存料の役割があります。
これらの成分が配合されていなければ、常温保管をすると、育毛剤はすぐに腐ってしまいます。
それを防いで育毛剤の管理を簡単にしてくれているのがエタノールとBG2つの成分になります。
加えて、ラサーナ薬用地肌エッセンスには育毛剤を使用した後の使用感や使い心地を良くするすーっとした感覚を生み出すためのメントール、育毛剤特有の悪臭がするのを防ぐシトラス&フローラルの香りのする香料などが配合されています。
ただ、香料は敏感肌の女性の場合、頭皮の刺激を感じる可能性もあるため注意が必要です。
ラサーナ薬用地肌エッセンスの成分まとめ
医薬部外品のラサーナ薬用地肌エッセンスは頭皮の血行促進・頭皮環境改善・ホルモンバランスの調整・毛母細胞の活性化・髪の毛の栄養補給といった女性用育毛剤に求められる働きを持った成分をバランスよく備えている点で評価できる女性用育毛剤です。
そして、特に他の女性用育毛剤には無く、ラサーナ薬用地肌エッセンス独自の成分と言っても良いのが、11種類の海草エキスからできているブレンドエキスを配合していること。
特にフコダインが通常の昆布の3倍も多く含まれるガゴメ昆布、頭皮の保湿力抜群のペルベチアカナリクラタが配合されているのはラサーナ薬用地肌エッセンスの大きな強みで高評価です。
以下のラサーナ育毛剤の公式サイトから購入すると初めての人限定で5400円が4320円と低価格で購入でき、さらに今だけ薬用シャンプーとトリートメントのサンプルセットもプレゼントで付いています。
ピンクのボトルでパッと見、育毛剤だとわからないので女性でも使いやすいという意見も多いのがポイントです。
ただし、ラサーナ薬用地肌エッセンスは良い育毛剤ですが、抜け毛を防ぐ効果と髪を太く強くする効果に限って言えば、もっと期待できる商品もあります。
女性の薄毛ならマイナチュレがおすすめ
人気女性用育毛剤のラサーナ薬用地肌エッセンスは美髪成分と海藻成分にこだわり抜いて、その美容効果を最大限に引き出す美容品開発を続けているヘアケアブランドラサーナが販売している商品です。
ヘアケアが得意なラサーナが販売している育毛剤なので、やはりこのラサーナ薬用地肌エッセンスにも育毛ケア成分の海藻エキスや生薬エキスが配合されています。
ラサーナ薬用地肌エッセンスに配合されている褐藻エキスは11種類の海藻がブレンドされて配合されており、海藻の美容効果を最大限に引き出す工夫がされています。
ここまで紹介してきたラサーナ薬用地肌エッセンスですが、はっきり言って女性用育毛剤ではもっとおすすめできるものがあります。
それがマイナチュレです。
育毛剤は配合されている成分が豊富なほど、育毛への効果も高いと言われています。
育毛剤の成分は人によって合う・合わないの個人差があります。
どの成分が自分の頭皮に合っているかは使ってみるまで分かりません。
したがって、育毛剤の配合成分数が多ければ多いほど、自分に合った成分に出会う確率が高まり、脱毛予防と育毛への効果を発揮する可能性が高くなります。
その点、女性向け育毛剤のマイナチュレは植物由来の配合成分数が51種類となり、海藻エッセンスも配合されていながらラサーナ薬用地肌ヘアエッセンスの成分数を大きく上回っています。
また、ラサーナ薬用地肌エッセンスの配合成分が海藻成分にかなり偏っているのも問題です。
この場合、海藻成分が自分の頭皮に合っていなかった場合はあまり効果が見込めないことになります。
その点、マイナチュレであれば、頭皮の抗炎症・殺菌効果を持つ育毛環境を整える成分を例に挙げても、グリチルリチン酸2K、オドリコソウエキス、アルニカエキス、セージエキスといった形で12種類もの成分が配合されています。
したがって、マイナチュレのどれかの成分が自分の体質にマッチして育毛効果を発揮する可能性は高くなります。
そういった対策効果が出る可能性の高さを考えると、女性育毛剤マイナチュレの方がラサーナ薬用地肌エッセンスよりもおすすめの頭皮ケア育毛剤であるのは間違いありません。
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